新着記事

介護サービスについて

残された時間を大切に:ターミナルケアとは

「ターミナルケア」。それは、人生の最終段階にある方が、残された時間を穏やかに、そして自分らしく過ごせるように支えるケアのことです。病気の治療が困難な状況において、身体の痛みや精神的な苦痛を和らげ、患者とその家族のQOL(生活の質)向上を目指すことを目的としています。
高齢者の食事について

「きざみ食」で食事の楽しみを再び

「きざみ食」とは、食べ物が小さく刻まれている食事形態のことです。 加齢や病気などにより、食べ物を噛んだり飲み込んだりする力が弱くなった方が、安全に、そしてより美味しく食事を楽しめるようにと工夫されています。
介護サービスについて

介護の立役者!ケアマネージャーの役割とは?

介護が必要になった時、誰に相談すればいいか分からず不安に感じる方も多いのではないでしょうか。そんな時、頼りになるのが「ケアマネージャー」です。 ケアマネージャーは、介護支援専門員とも呼ばれ、介護を必要とする方が安心して生活できるよう、さまざまなサポートを行う仕事です。具体的には、要介護者の状況や希望を丁寧にヒアリングし、最適な介護サービス計画(ケアプラン)を作成します。 さらに、ケアプランに基づき、訪問介護やデイサービスなどのサービス事業者との連絡・調整を行い、サービスがスムーズに利用できるように橋渡しを行います。また、介護保険制度に関する相談に乗ったり、介護に関する様々な情報提供も行います。 つまりケアマネージャーは、介護が必要な方とその家族にとって、心強い味方と言えるでしょう。
福祉用語について

介護の現場で知る「喘鳴」とその対応

「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった呼吸音がするのが喘鳴です。まるで息をするたびに笛を吹いているような音に聞こえることもあり、ご本人だけでなく、介護をする側も不安になるかもしれません。このような音が聞こえる場合は、呼吸器系に何らかの異常が発生しているサインかもしれません。ただし、喘鳴は痰が絡んでいるときや、寝ている間にも聞かれることがあります。どのような場合に緊急性の高い喘鳴と言えるのか、この後の項目で詳しく解説していきます。