
療養病床とは?種類と違いをわかりやすく解説
介護療養病床は、長期にわたる療養を必要とする要介護者の方を対象とした病床です。病気や怪我の治療ではなく、日常生活の世話や機能訓練を中心に、QOL(生活の質)の維持・向上を目指します。
具体的には、食事や入浴、排泄などの日常生活の介助、寝たきりを防ぐための体位変換、歩行訓練などのリハビリテーション、褥瘡(床ずれ)の予防などが行われます。
介護療養病床に入院するには、要介護認定で要介護1以上の認定を受けていることが必要です。また、医師が病状や介護の必要性などを総合的に判断し、入院の必要性を認める必要があります。