
「IL運動」ってなに?:介護と自立生活
「IL運動」は、「Independent Living(自立生活)」の頭文字をとった言葉で、障害があっても、施設ではなく地域で、自分らしく自立して生活したいという願いから生まれた運動です。
従来の障害者に対する支援は、施設で身の回りの世話をしてもらうという形が一般的でした。しかし、IL運動は、障害者自身が決断し、主体的に生活できる社会を目指しています。
具体的には、障害者が地域で生活するために必要なサービスや制度の充実、そして、社会の意識を変えていくための活動などを行っています。