気管支炎

高齢者の健康のために

介護の現場で役立つ「口すぼめ呼吸」とは?

「口すぼめ呼吸」とは、その名の通り、口をすぼめて息をゆっくりと吐き出す呼吸法のことです。息を吸う時は鼻から、吐く時は口をすぼめて、時間をかけてゆっくりと行うのがポイントです。この呼吸法は、高齢者の方や呼吸器疾患のある方など、呼吸機能が低下している方の息苦しさを和らげる効果が期待できます。介護の現場でも、日常生活の様々な場面で取り入れることができます。
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介護と気管支:知っておきたい基礎知識

- 気管支とは?その役割と働き 気管支とは、空気の通り道である気道のうち、肺へと続く部分のことです。 口や鼻から吸い込まれた空気は、気管を通って左右の肺へと分かれますが、その分岐点から肺胞までの部分を気管支と呼びます。 気管支は、単なる空気の通り道ではありません。 異物や細菌が肺に侵入するのを防ぐ役割も担っています。 気管支の粘膜には、線毛と呼ばれる細かい毛が生えており、異物を trachea へと押し出す働きをしています。 また、気管支は、空気の温度や湿度を調節する役割も担っています。 外気は温度や湿度が一定ではありませんが、気管支を通ることで、肺に届くまでに体温に近い温度、湿度に調整されるのです。