発作

高齢者の病気について

介護現場におけるてんかんへの理解

てんかんは、脳の神経細胞の過剰な興奮によって引き起こされる発作を繰り返す病気です。神経細胞の活動は、通常は脳内でコントロールされていますが、てんかんの人は、このコントロールがうまくいかず、発作が起こりやすくなっています。発作には、意識がなくなる、体が硬直する、けいれんする、ぼーっとするなど、様々な種類があります。発作の症状や程度は人によって異なり、中には発作に気づかない人もいます。 てんかんは、誰でも起こりうる病気です。生まれたときからてんかんの素因を持っている場合や、脳の病気やケガなどが原因で後天的に発症する場合があります。高齢者の場合、脳卒中や認知症などが原因で発症するケースも少なくありません。
高齢者の病気について

命に関わることも?知っておきたい『重積発作』

重積発作は、腸の一部が腸重積を起こし、詰まってしまう病気です。主に1歳半以下の乳幼児に多くみられます。 腸が詰まることで、激しい腹痛や嘔吐、血便などの症状が現れます。 重症化すると腸に穴が開いたり、壊死したりする可能性もあり、命に関わるケースもあるため、注意が必要です。