睡眠

福祉用語について

介護とレム睡眠:知っておきたい基礎知識

眠っている間、体は休んでいても目がキョロキョロと動いている状態を見たことがありませんか?これは「レム睡眠」と呼ばれる睡眠段階にある時の特徴です。レム睡眠は、「Rapid Eye Movement Sleep」の略で、脳が活発に活動している浅い眠りの状態を指します。夢を見やすいのもこの時です。 一方、体の休息がメインとなる深い眠りの状態は「ノンレム睡眠」と呼ばれ、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すことで、私たちは質の高い睡眠を得ることができるとされています。
高齢者の病気について

介護の夜泣き対策: 中途覚醒を知ろう

睡眠中に何度も目が覚めてしまう、いわゆる『中途覚醒』は、高齢者に非常に多い睡眠障害の一つです。加齢とともに睡眠は浅くなり、夜中に何度も目が覚めてしまうことは自然な老化現象として捉えがちです。しかし、介護の現場において、この中途覚醒が、介護される側だけでなく、介護する側の双方にとって大きな負担となることがあります。
高齢者の健康のために

介護の現場で知っておきたい『易疲労性』

『易疲労性』とは、少し体を動かしただけで疲れを感じてしまったり、なかなか疲れが取れなかったりする状態を指します。介護の現場では、加齢や病気、障害などによって体力が低下し、易疲労感を訴える方が多くいらっしゃいます。
福祉用語について

介護の現場で知っておきたい「ノンレム睡眠」

私たちが眠っている間、実は脳は2つの異なる睡眠状態を繰り返しています。それが「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」です。 ノンレム睡眠は、脳が休息している状態を指します。身体の動きが少なくなり、呼吸や心拍も落ち着いてきます。この深い眠りの中で、私たちの身体は成長ホルモンを分泌し、疲労回復や免疫力向上などを行っています。 一方、レム睡眠は、脳は活動しているものの、身体は休息している状態です。この時、夢を見ていることが多いとされています。レム睡眠中は、記憶の整理や定着が行われていると考えられています。