
介護現場で知っておきたい!アテロームの基礎知識
- アテロームとは?その原因と症状を解説
アテロームとは、動脈硬化の初期段階に見られる変化の一つで、血管の内側に脂肪などが溜まって隆起した状態を指します。
この隆起した部分を「アテローム性プラーク」と呼び、粥状の脂肪やコレステロールなどが溜まっているのが特徴です。
アテロームは、加齢や食生活の乱れ、運動不足、喫煙などの生活習慣によって引き起こされると考えられています。
初期段階では自覚症状がないことが多く、放置されると血管が狭くなり、血液の流れが悪くなります。
さらに進行すると、血管が詰まったり、プラークが剥がれて血管を塞いだりすることで、心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる病気を引き起こす可能性があります。
そのため、介護現場においても、アテロームの予防と早期発見が重要となります。