
介護の現場で知っておきたい『失認』
- 介護の現場で知っておきたい『失認』
-# 失認とは何か?
失認とは、視力や聴力、触覚などの感覚機能や、意識、知能には問題がないにも関わらず、脳の損傷によって、視覚、聴覚、触覚などの情報が正しく認識できなくなる状態のことを指します。
例えば、目の前にりんごがあっても、それがりんごだと認識できなかったり、家族の顔を見ても誰だかわからないといった症状が現れます。
介護の現場では、認知症の症状の一つとして失認が現れることが多く、利用者の方の行動を理解する上で重要な知識となります。